抗不安薬【リボトリール】

人前で過度に緊張するタイプで,いろいろ調べていくうちに社会不安障害(SAD)という疾患であることが分かりました。

大きな病院の心療内科に行き,症状を話したところ,いろいろな抗不安薬を出されましたが,やや眠くなるだけで,過緊張の症状は消失せず困っていました。
普通の生活だけなら,そういう緊張があっても構わないのですが,大勢の人前で話すことが仕事の一つでもあるので,逃げることもできず大変困ってしまいました。

このまま適当に一般的な薬だけ自動的に出されるだけではではまずいと思い,海外のサイトも含めネットで様々な情報を調べたり,社会不安障害治療の日本の第一人者である貝谷先生の著書を何冊も読んだりして,自分に合う治療は何か調べていました。

最後に通うことになったメンタルクリニックの先生は,そうした私の探究心と治したいという思いを理解してくれて,どんな薬が良いか相談する診察の日々が続きました。
あまり患者が治療法や薬剤を提案するのもどうかと思っていましたが,SADの本格治療は初めてとのことで,ドクターは話し合いに快く応じてくださいました。

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不安感を薄くしてくれる

そうした中,アメリカのSAD研究の第一人者であるデビット・シーハン教授が行なった治験で,クロナゼバムという本来はてんかん発作の治療に処方されていた薬が,SADに大変効果が高いというデータを見つけました。

その治験も徹底的で,2週間何も薬を服用しないブラッシュアウトという期間をすべての人に設定し,クリアな状態で投与していくという方法です。
治験者の一部はプラセボという偽薬を投与し,差を比較することもなされていました。

日本でその成分の薬を検索すると,リボトリールという商品名で流通していることが分かりました。
ドクターと相談すると,確かにてんかんの薬だが,そういう作用も報告されているということで,処方していただくことになりました。

実際に服用し始めたところ,すぐに効き始め,信じられないくらい不安が消失しました。
例えて言うなら不安感をブロックするというか,ふたをするような感じです。

いままでの抗不安薬は眠くなるというか,鈍感にして不安感を薄くするようなものでしたが,これはさほど眠くもならず,予期不安もなくなりました。
以前緊張していた場面でも,普通でいられるという不思議な感じでしたが,「これは効く」と思い,大変うれしかったのを覚えています。

もう一つの作用として,リボトリールを服用すると,不安感や消極的な感情を抑える効果があるのか,気持ちが軽くなって以前より人に話しかけるようになりました。
本来は緊張する場面の前の頓服で利用すべきと思っているのですが,ドクターとの相談で,常時血中濃度を一定にしたほうがよいとのことで,少量ずつ毎日服用することにしつつ現在に至っています。

【注意】こちらの体験談の内容は個人の感想です。薬の内容を保証するものではありません

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